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2026.10.10 MEC120 第3戦 岡山国際サーキット・専有走行
まさかのクラッシュ。それでも午後には復活!チームの力で乗り越えたレースウィーク2日目
さてさて、始まりました!
レーサー・スガワラくんの近況報告ブログです。
担当は、走る広報のやすかです。
いよいよMEC120第3戦・岡山国際サーキットも、レースウィーク2日目!
10月10日は、翌日の予選・決勝に向けた専有フリー走行の日です。
今回の岡山戦は、10月11日に予選と決勝をまとめて行う1Day開催。
つまり、今日が本番前の大切な最終調整日になります。
そんな大事な一日だったのですが……
まさかのクラッシュ。
午前中の走行で、スガワラくんが2コーナーでクラッシュしてしまいました。
マシンのフロントカウルが破損。
クラッシュの音が聞こえた瞬間、私たちも一体どの程度のクラッシュなのか分からず、心配が広がりました。
幸い、スガワラくんの身体は無事。
マシンの損傷も、心配していたほど深刻なものではありませんでした。
そして、ここからが今回のすごいところ。
メカニックの皆さんのおかげで、午後にはマシンが復活!!
午後の専有フリー走行にも無事参加することができました。
しかも……
スガワラくんも山本パイセンも、前日からベストタイムを更新!
スガワラくんは1分42秒台。
山本パイセンは1分38秒台。
決して順調な一日ではありませんでしたが、終わってみれば、チームとして多くの経験と収穫があった一日になりました。
今回は、そんな波乱のレースウィーク2日目をお届けします!

■ 朝から始まった、明日の予選に向けた作戦会議
まずは朝のミーティングから。
今回の岡山戦は、11日に予選と決勝を同じ日に行うため、10日の練習がとても重要です。
朝からチームで、走行の段取りやマシンの確認事項について打ち合わせを行いました。
まず話題になったのは、翌日の予選。
予選開始予定は午前8時40分。
朝は路面温度が低いため、今日の朝と近いコンディションになることが想定されます。
そこで、予選をどう組み立てるかを具体的に確認していきます。
「10分前には乗り込んで、先頭で並んでもらう」
走行開始のタイミングから準備して、できるだけクリアラップを確保する作戦です。
クリアラップとは、前後の車に走行を妨げられず、自分のペースでタイムアタックできる周回のこと。
昨日の走行状況を見る限り、2〜3周程度はクリアラップを取れる可能性があるとのこと。
計測は4ラップ程度を想定し、5ラップ目には戻ってマシンの状態を確認する流れです。
予選は限られた時間の中で、どれだけ良いタイムを出せるかが勝負。
ただ速く走るだけではなく、速く走れる状況をチームでつくることも大切なんですね。

■ 窪田さんからのフィードバック。まだ改善できるポイントがある!
続いては、昨日の走行を踏まえたドライビングの確認です。
スガワラくんは昨日、約1年ぶりの岡山国際サーキットを走りました。
今回のレースに向けて現地での事前練習は一度もできず、シミュレーターでの練習だけで迎えたレースウィーク。
初日のタイムは1分43秒フラット付近。
目標としていた1分41秒台には届かず、本人もかなり考え込んでいる様子でした。
そんな昨日の走行を見て、窪田さんから具体的なフィードバックがありました。
まずは、
「1コーナーとヘアピンは、もう少しブレーキングを詰められる」
というアドバイス。
ブレーキングポイントを少し見直すことで、タイムを縮められる可能性があるとのこと。
そして、もう一つ重要なのが、コーナーの立ち上がりです。
特にアドウッドでは、無理にその場で抜こうとするよりも、その後の立ち上がりを大切にすること。
コーナーへの進入だけでなく、出口でしっかり加速できる走りを意識する。
こうした細かな修正が、最終的なラップタイムにつながっていきます。
昨日見つかった課題を、今日どこまで修正できるのか。
そんな確認から走行が始まります。

■ VITAとの混走。ブレーキングポイントの違いにも注意!
そして、もう一つ共有されたのが、VITAとの混走時の注意点。
MEC120では、異なる特性を持つマシンが同じコースを走ります。
その中で、VITAはブレーキングポイントが奥になるため、接近して走る際には注意が必要とのこと。
前を走る車がどのタイミングで減速するのか。
自分のマシンとは、どれくらいブレーキングポイントが違うのか。
そうした違いを理解しておかないと、思わぬ状況につながることもあります。
前日のスピンについても話題になり、同じような失敗を繰り返さないように、というアドバイスがありました。
レースでは、単独で速く走るだけではなく、周囲のマシンの動きを読みながら走る技術も求められます。
速さと同じくらい、安全に走り切る判断力も大切。
改めて、そう感じる話でした。
■ 山本パイセンからの質問。「1コーナーは2速? 3速?」
そして、山本パイセンからは1コーナーのギア選択について質問が。
「1コーナーは2速なのか、3速なのか?」
これに対して窪田さんからは、
「2速よりは3速。ニュータイヤなら3速の方がいい」
というフィードバック。
ただし、路面温度が20℃を超えると、2速という選択肢もあるとのこと。
同じコーナーでも、タイヤの状態や路面温度によって、走らせ方が変わってきます。
また、今回はミシュランタイヤについても話題に。
周囲のドライバーも、あまり思うようにタイムが出ていない様子でした。
タイヤの特性、路面の温度、ブレーキングポイント、ギアの選択。
こうした細かな判断を積み重ねながら、少しでも良いタイムを目指していきます。
私自身、こういう話を聞いていると、モータースポーツの奥深さを改めて感じます。
同じコースを走っていても、コンディションが変われば正解も変わる。
だからこそ、経験と判断が重要なんですね。

■ 午前の走行で、まさかのクラッシュ。
そして迎えた午前中の走行。
翌日の予選・決勝に向けて、少しでも走りを仕上げたいところ。
そんな中、突然……
クラッシュの音が。
スガワラくんが、第2コーナーでクラッシュしてしまいました。
音が聞こえた瞬間、私たちはどの程度のクラッシュなのか分からず、心配になりました。
マシンは大丈夫なのか。
スガワラくんは無事なのか。
どこまで損傷しているのか。
状況が分からない時間というのは、本当に落ち着きません。
そして確認できたのは、フロントカウルの破損。
ただ、幸いにもスガワラくんの身体は無事でした。
マシンも、最初に心配したほどの大きな損傷ではなかったことが分かり、ひとまず安心。
本当に良かったです。
レースをしている以上、クラッシュのリスクはゼロにはなりません。
でも、実際にその場面に直面すると、やっぱり心配になります。
何より、ドライバーが無事であること。
まずはそれが一番です。

■ 身体は無事。でも、気になるのはメンタル。
今回、スガワラくんの身体に大きな問題がなかったことは、本当に幸いでした。
ただ、私がもう一つ気になっていたのは、クラッシュ後のメンタルです。
前日の走行では、自分の走りについてかなり悩み、何度も考え込んでいたスガワラくん。
そこから迎えた2日目。
明日の本番に向けて、少しでも良い状態に仕上げたいタイミングでのクラッシュでした。
悔しさもあったと思います。
自分の走りに対して、いろいろ考えることもあったはずです。
クラッシュしたという事実だけではなく、その後にどう気持ちを切り替えられるか。
それも、レーシングドライバーとして大切なことだと思います。
そして今回、スガワラくんは午後の走行で、その姿を見せてくれました。
■ メカニックの皆さんのおかげで、午後には復活!!
今回、本当にすごいと思ったのが、メカニックの皆さんです。
午前中のクラッシュでフロントカウルが破損したマシン。
翌日は予選と決勝。
しかも、今日の午後には専有フリー走行が控えています。
そんな状況の中、メカニックの皆さんが修復に対応してくださいました。
そして……
午後にはマシンが復活!!
無事に午後の専有フリー走行へ戻ることができました!
本当にありがとうございます。
ドライバーがコースを走れるのは、マシンを準備してくれる人たちがいるからこそ。
今回のような出来事があると、それを改めて強く感じます。
マシンを直すこと。
安全に走れる状態に戻すこと。
限られた時間の中で、次の走行に間に合わせること。
その一つ一つが、決して当たり前ではありません。
チームでレースをしている。
その意味を、改めて実感した瞬間でした。

■ 午後は気持ちを切り替えて、ベストタイム更新!
そして迎えた午後の専有フリー走行。
午前中にクラッシュがあっただけに、スガワラくんがどんな気持ちで走るのか、私も気になっていました。
でも、午後はしっかり気持ちを切り替えて走行。
そして……
スガワラくん、1分42秒台!
前日の1分43秒台から、約1秒のタイムアップです!
さらに山本パイセンも、
1分38秒台!
こちらも前日の1分39秒台から、約1秒タイムを縮めました。
2人ともベストタイム更新!!🏎️🔥
もちろん、スガワラくんが目標としていた1分41秒台には、まだ届いていません。
でも、午前中にクラッシュがあったことを考えると、午後にしっかり走りを立て直し、タイムまで更新できたことは大きな収穫だったと思います。
クラッシュを経験した直後でも、必要以上に引きずらず、次の走行に集中する。
簡単なことではないと思います。
だからこそ、今回のタイムアップは数字以上に意味のある結果でした。

■ 午後は決勝シミュレーションも実施!
午後の専有フリー走行では、タイムを出すだけでなく、翌日の決勝に向けたシミュレーションも行いました。
今回確認したのは、
- ドライバー交代
- ピットロードでの速度管理
- 燃料の確認
- ピットインから再びコースへ戻るまでの一連の流れ
実際の決勝を想定して、チーム全体の動きを通して確認していきます。
特にピットロードでは、進入前の減速や速度管理も重要です。
朝の打ち合わせでは、ピットロード手前で60km/hに合わせ、計測することも確認していました。
MEC120は120分の耐久レース。
ドライバーが速く走るだけでは、良い結果にはつながりません。
ドライバー交代のタイミング。
ピット作業の正確さ。
燃料管理。
そして、チーム全体の連携。
こうした一つ一つが、最終的な順位に関わってきます。
午前中にはクラッシュもありましたが、午後にはこうして決勝に向けた一連のシミュレーションまで実施できました。
マシンを復活させてくれたメカニックの皆さんのおかげで、予定していた大切な確認もできた。
本当にありがたいことです。

■ 悔しい出来事。でも、本番前に経験できたこと。
今回のクラッシュは、もちろん悔しい出来事でした。
できることなら、クラッシュせずに練習を終えたかった。
マシンにもダメージがあり、メカニックの皆さんにも負担をかけてしまいました。
でも、今回の経験を無駄にはしたくありません。
同じ失敗を、本番で繰り返さないために。
そう考えると、今回の出来事から学べることはたくさんあったと思います。
シミュレーターでは何度も練習できます。
失敗しても、すぐにやり直すことができます。
でも実際のサーキットでは、そうはいきません。
ほかのマシンとの距離感。
ブレーキングの判断。
路面やタイヤの状態。
そして、何かが起きた時の対応。
実車でしか分からないこと、実際のサーキットでしか得られない経験がたくさんあります。
もちろん、クラッシュそのものが必要だったわけではありません。
ただ、起きてしまった出来事を、次にどう生かすのか。
そこが大切だと思っています。
今回の経験を踏まえて、明日の本番では同じ失敗を繰り返さない。
そのための学びに変えていきたいですね。
■ スガワラくんだけじゃない。チームも一つ成長した日。
今回の10月10日は、スガワラくんにとっても、チームにとっても大きな一日だったと思います。
朝は予選・決勝に向けた作戦会議。
ブレーキングポイントやギア選択、混走時の注意点など、具体的な改善ポイントを共有しました。
そして午前中のクラッシュ。
マシンの損傷。
メカニックの皆さんによる修復。
午後の走行復帰。
そして、ベストタイム更新。
さらに、決勝に向けたシミュレーションまで実施することができました。
こうして振り返ると、本当にいろいろなことがあった一日です。
でも、何かトラブルが起きた時に、チームとしてどう対応するのか。
どうやって立て直すのか。
そして、次に向けてどう動くのか。
そういう部分も、レースを戦うチームとしての大切な力だと思います。
今回の経験が、スガワラくんにとっても、チームにとっても、また一つ成長するきっかけになりました。

■ 明日はいよいよMEC120岡山戦、予選・決勝!
いよいよ明日は、MEC120第3戦・岡山国際サーキットの本番です!
今回の岡山戦は1Day開催。
10月11日(日)午前8時40分から予選。
そして、
午後には120分の決勝レース!
第1戦の鈴鹿では、Ama-Amaクラス7位。
第2戦のもてぎでは、Ama-Amaクラス6位。
そして今回の岡山戦。
目指すのは……
Ama-Amaクラス表彰台!!🏆🔥
初日は1年ぶりの岡山に苦戦し、目標タイムに届かず。
2日目は午前中にクラッシュという悔しい出来事もありました。
でも、メカニックの皆さんの力でマシンは復活。
午後には気持ちを切り替えて走り、2人ともベストタイムを更新することができました。
決勝に向けたチーム全体のシミュレーションも実施。
決して順調な2日間ではありませんでしたが、その分だけ学びも多かったと思います。
明日は、この2日間で積み重ねてきたものを、レースの結果につなげる日です。
スガワラくん。
山本パイセン。
メカニックの皆さん。
そしてチーム全員で、最後まで戦っていきます!
今回も応援してくださっている皆さん、本当にありがとうございます。
目指せ、Ama-Amaクラス表彰台!!🏎️🏆
また、走る広報・やすか目線でリアルな現場をお届けします。
お楽しみに!

