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2026.10.11 MEC120 第3戦 岡山国際サーキット・1Day予選決勝
【MEC120岡山戦】予選で目標の1分41秒台を達成!決勝は接触トラブルも、チーム全員で62周完走!
さてさて、始まりました!
レーサー・スガワラくんの近況報告ブログです。
担当は、走る広報のやすかです。
いよいよ迎えました!
MEC120 第3戦・岡山国際サーキット、予選・決勝!!🏎️🔥
今回の岡山戦は、予選と決勝を同じ日に行う1Day開催。
10月9日から始まった3日間のレースウィークも、ついに最終日です。
今回の岡山戦、振り返ってみると本当にいろいろなことがありました。
1年ぶりの岡山。
現地での事前練習はゼロ。
シミュレーターでの練習だけで迎えたレースウィーク。
そして前日の10月10日には、スガワラくんが第2コーナーでクラッシュ。
フロントカウルが破損しましたが、メカニックの皆さんのおかげで午後にはマシンが復活。
そんな波乱の2日間を経て迎えた、予選・決勝です。
まずは結果からお伝えすると……
予選:1分41秒492!
決勝:総合19位/Ama-Amaクラス12位!
62周を走り切り、無事完走!!🏁
正直、目指していた表彰台には届きませんでした。
決勝でも接触によるマシントラブルがあり、悔しさの残る結果です。
でも、今回の3日間で得られた経験は、決して小さなものではありませんでした。
今回は、そんなMEC120岡山戦の予選・決勝を、走る広報・やすか目線でお届けします!

■ 朝から始まった、120分の戦いに向けた作戦会議
10月11日、決勝当日。
朝からチームで作戦会議です。
今回の決勝は120分の耐久レース。
事前のシミュレーションでは、2時間でおよそ69周を想定し、必要な燃料は約64.4L。
ただし、実際のレースではセーフティカー(SC)が入る可能性もあります。
SCとは、事故などが起きた際にコース上の安全を確保するため、先導して車両の速度を落とす車のこと。
SCが入れば走行ペースも変わるため、想定どおりの周回数になるとは限りません。
そこで、燃料やドライバー交代のタイミングを含めて、いくつかのパターンを確認していきます。
今回のドライバーは、
山本パイセン → スガワラくん → 山本パイセン
の3スティント。
スティントとは、ドライバーが交代するまでの一回の走行区間のことです。
当初の計画は、
第1スティント:山本パイセン 約56分・33周
第2スティント:スガワラくん 約15分
第3スティント:山本パイセン 残り時間
という組み立て。
できれば給油は1回に抑えたい。
ただし、SCがどのタイミングで入るかによって、燃料の消費やピットインの判断も変わってきます。
朝の打ち合わせでは、SCが序盤に出た場合と後半に出た場合についても確認。
序盤に入った場合は、義務ピット作業を消化することも考えられますが、残りの燃料が持つかどうかという問題もあります。
一方で、後半にSCが出た場合は、そのタイミングでのピットインも選択肢になります。
また、SC走行中は無駄にアクセルを踏まず、低いエンジン回転数と高めのギアを使って燃料消費を抑えることも共有されました。
限られた燃料で、できるだけ長く走る。
そして、ピットでのロスを最小限に抑える。
耐久レースは、ただ速く走るだけではなく、こうした戦略も結果を大きく左右します。

■ 予選はスガワラくん!ついに目標の1分41秒台へ!
そして、いよいよ予選です!
今回の予選を担当するのは、スガワラくん。
予選開始は午前8時50分。
朝の比較的低い路面温度の中、限られた時間でタイムを出さなければなりません。
ここまでの2日間を振り返ると、
10月9日:1分43秒台
10月10日:1分42秒台
と、少しずつタイムを縮めてきました。
そして今回、スガワラくんが目標としていたのが、
1分41秒台。
初日は約2秒届かず、前日もあと一歩。
それでも、シミュレーターと実車の違いや、ブレーキングポイントなどを確認しながら練習を重ねてきました。
そして迎えた予選。
結果は……
1分41秒492!!
ついに目標の1分41秒台を達成しました!
これは素直に嬉しい!
現地での事前練習ができなかった中、レースウィークの3日間で少しずつタイムを縮めてきたスガワラくん。
1年前、初心者だった頃に走った岡山。
そこから鈴鹿、もてぎと経験を重ね、今回の岡山では自分の走りを考えながらタイムを更新してきました。
ただし、予選順位は、
総合28位/28台
Ama-Amaクラス19位。
まだまだ前との差はあります。
でも、まずは自分で掲げた目標タイムをクリア。
この結果は、次につながる一歩になったと思います。


■ 予選中、グラベルへ!一瞬ヒヤッとした出来
そして今回の予選では、もう一つ出来事がありました。
走行中、突然聞こえてきたのが……
グラベルに入った音。
一瞬、ヒヤッとしました。
グラベルとは、コースの外側に設けられた砂利のエリアのこと。
コースアウトした車両を減速させるための場所ですが、入り方によってはマシンが動けなくなることもあります。
幸い、スガワラくんは無事に脱出。
マシンも走行を続けることができました。
ただし、今回のグラベルからの脱出については、競技役員から指摘を受けることになりました。
内容は、後方確認の不足と、コースへの復帰方法について。
結果として、危険なコース復帰に関する訓戒を受けました。
今回の岡山戦は、現地での事前練習ができなかったこともあり、実際のサーキットで経験して初めて分かることが多かったレースウィークでした。
速く走ることはもちろん大切。
でも、コースアウトした時にどう対応するのか。
周囲の安全をどう確認するのか。
どのようにコースへ戻るのか。
そうした判断も、レーシングドライバーとして必要な技術です。
前日のクラッシュに続き、今回も大切な学びがありました。
本番で経験したことを、次の安全な走りにつなげる。
その積み重ねが大切だと思います。
■ いよいよ決勝!山本パイセンが8位まで追い上げる!
そして午後。
いよいよ120分の決勝レースです!
今回のスタートドライバーは、山本パイセン。
予選28番手からのスタートですが、ここからが耐久レースの面白いところ。
決勝ではドライバー交代やピット戦略、周囲のマシンの状況によって順位が大きく動きます。
そしてスタート後、山本パイセンが追い上げます!
なんと、第1スティントでは一時8位まで浮上!!
後方から一気に順位を上げていく展開。
さすが山本パイセンです!
ただし、今回のレース全体を通して、思うようにラップタイムを伸ばすことはできませんでした。
前日までの練習では、山本パイセンが1分38秒台までタイムを更新していました。
しかし、決勝は単独走行とは違います。
ほかのマシンとの位置関係や、燃料の搭載量、レース全体の状況など、さまざまな条件が重なります。
そんな中でも順位を上げながら、チームとしてレースを進めていきます。


■ 第1スティントで接触。左フロントが破損……
ところが、順調に追い上げていた第1スティントで、トラブルが発生します。
ほかのマシンとの接触。
この接触によって、マシンの左フロント部分が破損してしまいました。
前日にはスガワラくんが第2コーナーでクラッシュし、フロントカウルが破損。
メカニックの皆さんのおかげで、なんとか翌日のレースに間に合わせることができました。
そして迎えた決勝でも、再びマシンにダメージが。
破損した左フロントは空気抵抗も大きく、走行への影響が出ていました。
このまま走り続けるわけにはいきません。
そこで、ピットイン。
マシンの修復に入ります。
しかし、当然ながら修理には時間がかかります。
通常のドライバー交代やピット作業だけでは済まず、ここで大きなタイムロスが発生しました。
せっかく山本パイセンが8位まで順位を上げていた中でのトラブル。
悔しい展開です。
ただ、何より大切なのは、マシンを安全に走れる状態に戻すこと。
前日に続き、今回もメカニックの皆さんが対応してくださいました。
本当に、メカニックの皆さんには感謝しかありません。

■ SCも発生。それでも予定どおりのドライバー交代へ
今回の決勝では、朝の作戦会議で想定していたセーフティカーも実際に入りました。
公式記録では、14時30分05秒から14時45分59秒までSCが導入されています。
ただし、今回のチームはSCによる大きな戦略変更は行わず、基本的には予定していた流れでレースを進めました。
ドライバー交代は、
山本パイセン → スガワラくん → 山本パイセン。
当初の予定どおりの順番です。
前日10日には、決勝を想定したシミュレーションも行っていました。
ドライバー交代。
ピットロードの速度管理。
燃料の確認。
ピットインからコース復帰までの一連の動き。
こうした準備を重ねてきたからこそ、トラブルがあってもチームとしてレースを続けていきます。
もちろん、修理によるタイムロスは取り戻せるものではありません。
それでも、残された時間を最後まで走り切る。
そのために、チーム全員でレースをつないでいきました。

■ スガワラくんも15分のスティントを走行!
そして、第2スティントはスガワラくん。
今回の担当は約15分です。
前日はクラッシュ。
当日の予選ではグラベルに入り、コース復帰について訓戒も受けました。
決して、気持ちよく本番を迎えられたわけではなかったと思います。
それでも予選では目標の1分41秒台を達成。
そして決勝では、チームの一員としてマシンを引き継ぎました。
レースでは、練習のように自分のペースだけで走れるわけではありません。
周囲には多くのマシンがいて、刻々と状況が変わります。
その中で、与えられたスティントを走り切り、再び山本パイセンへ。
こうしてチームでマシンをつないでいくことも、耐久レースの大切な経験です。

■ 最後は山本パイセン。そして62周完走!
最終スティントは、再び山本パイセン。
第1スティントでの接触による修理など、今回もさまざまな出来事がありました。
タイムロスもあり、目指していた表彰台は難しい状況に。
それでも、最後までレースを諦めずに走り続けます。
そして……
チェッカーフラッグ!!🏁
最終結果は、
総合19位!
Ama-Amaクラス12位!
62周完走!!
今回の決勝では、総合50台が出走。
その中で、トラブルを乗り越えながら62周を走り切りました。
目標としていた表彰台には届きませんでした。
でも、前日のクラッシュから始まり、決勝での接触トラブルも経験しながら、最後までマシンを走らせることができました。
決して満足できる順位ではありません。
それでも、チーム全員で完走できたことには、大きな意味があったと思います。

■ 悔しさと、完走できた安堵。
レースを終えたスガワラくん。
やっぱり、悔しそうでした。
今回の岡山戦は、現地での事前練習が一度もできず、シミュレーターでの練習だけで本番を迎えました。
初日は1分43秒台。
2日目は1分42秒台。
そして予選では1分41秒492。
少しずつタイムを縮め、目標タイムは達成できました。
ただ、やはり実際のサーキットで練習を重ねているドライバーとの差はあります。
今回聞いた話では、現地での走行経験の差によって、慣れているドライバーとは約3秒ほどタイム差が出ることもあるそうです。
もちろん、タイム差の理由は経験だけではありません。
でも、実際のコースを走ることでしか身につかない感覚があるのも事実。
シミュレーターでどれだけ練習しても、実車での経験を完全に置き換えることはできません。
そして、今回のレースでは前日のクラッシュに続き、決勝でもマシントラブルが発生。
チームとしても悔しい結果になりました。
それでも、スガワラくんは無事に完走できたことにはホッとしている様子でした。
悔しい。でも、無事に走り切れた。
そんな両方の気持ちがあったのだと思います。

■ 3戦目の岡山で見えた、チームとしての成長と課題
今回の岡山戦を振り返ると、本当にいろいろなことがありました。
10月9日は、1年ぶりの岡山でフリー走行3本。
シミュレーターと実車の違いに悩みながら、自分の走りを見つめ直した一日でした。
10月10日は、午前中に第2コーナーでクラッシュ。
フロントカウルが破損しましたが、メカニックの皆さんのおかげで午後には復活。
スガワラくんも山本パイセンも、ベストタイムを更新しました。
そして10月11日。
予選では目標だった1分41秒台を達成。
グラベルからのコース復帰では訓戒を受け、安全面でも学びがありました。
決勝では山本パイセンが一時8位まで追い上げたものの、接触による左フロントの破損で大きなタイムロス。
それでもチーム全員でマシンをつなぎ、62周を完走しました。
結果だけを見れば、悔しさの残る第3戦です。
でも、こうして一つずつ振り返ると、確実に経験は積み重なっています。
ドライバーの技術。
混走時の判断。
マシンのトラブルへの対応。
ピット作業。
そして、チームとしてレースを戦う力。
今回の岡山戦は、結果以上に多くの課題と学びを持ち帰るレースになりました。

■ 次はいよいよ12月、富士での最終戦!
そして、MEC120も残すところ最終戦。
次の舞台は、
12月の富士スピードウェイ!
今回の岡山戦では、現地での事前練習ができなかったことも大きな課題でした。
だからこそ、次は同じことを繰り返さない。
最終戦に向けて、今から練習スケジュールを組んでいきます。
シミュレーターでの練習はもちろん、実際のサーキットで走る機会も確保しながら、できる限りの準備を進めていきたいと思います。
第1戦・鈴鹿。
第2戦・もてぎ。
第3戦・岡山。
ここまでの3戦で、本当にたくさんの経験をしてきました。
嬉しいことも、悔しいことも、予想外のトラブルも。
でも、そのすべてが次につながっていくはずです。
12月の富士では、今シーズンの有終の美を飾れるように。
そして、目指すのはもちろん……
Ama-Amaクラス表彰台!!🏆🔥
今回も応援してくださった皆さん。
現地で声をかけてくださった皆さん。
マシンを修復し、最後までレースを支えてくださったメカニックの皆さん。
そして、一緒に戦ったチームの皆さん。
本当にありがとうございました!
スガワラくんレーシングの挑戦は、まだまだ続きます。
次はいよいよ最終戦・富士!
また、走る広報・やすか目線でリアルな現場をお届けします🏎️🔥
お楽しみに!
